
4/26の卒研MTG

第2回 卒業研究MTG 4/26
【豊村さん:レイクサイド/東野圭吾】
■本を選んだきっかけ
1回生の時に東野圭吾作品が読みたく、手ごろなページ数のため読み始めたが文章表現が気持ち悪く断念。
今回は結末を知るため再び読み始めた。
■あらすじ
ある湖畔の別荘で、名門私立中学受験に向けて勉強合宿中に殺人事件が起きた―
■読んだ感想
物語の舞台が受験に向けた勉強合宿のため当然子どもが登場す る。しかし、子どもの描写が全くなく、のっぺらぼうな子どもの印象を受けた。
子どもをかばうために必死なる親たちは、子どものためを装いながら実際は自分を守るために子どもをかばっている。 誰かのためは自分のためだ。
■ディスカッション
お笑いが大好きだけど、実はサスペンスも好き。人が死ぬことで話が大きく展開するのが楽しい。
でもスプラッター系の映像はダメ。怖い。
サスペンスにも種類があるんではないか(殺人トリックを楽しむ、心理描写を楽しむ・・・)
■次回へ向けて
サスペンスを分類してみる。
【目次くん:グラスホッパー/伊坂幸太郎】
■本を選んだきっかけ
twitter読書会(リンク)での課題図書だったため。
■あらすじ
妻を殺した男に復讐しようと、職を辞し、男の父親が経営する会社に契約社員として入った鈴木。ところが、自分の目の前でその男が車に轢かれる。「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業だった。
命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、押し屋に温かい家庭があることを知り、その居場所を上司に報告できなくなってしまう。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨は過去を清算するために、ナイフ使いの殺し屋・蝉は手柄を立てるために、押し屋を探していた。(wikipediaより)
■読んだ感想
語りの視点が章毎に分かれており、映像的に文章が構成されている。鈴木→鯨→蝉
死ぬとその人の章がなくなり、最後はひとりになる。
ジャック・クリスピンの名言が物語中で多数引用される。あたかもジャック・クリスピンが実在するように描かれているが、実は架空の人物である。
シーンによる現在形、過去形の使い分け
生きてる実感が見える可できないだろうか。
■ディスカッション
焦点となったのは「生きてる実感」。
生きている実感には一人で実感できるものと複数の人と触れ合うことで実感できるものがあう。
今、生きていることが何よりの生きている証拠。実感も何も今生きている。
■次回へ向けて
生きてるって実感できるものをリストアップしてみる。
【井坂くん:今日は明日の前の日/犬養道子】
■本を読んだきっかけ
理屈っぽいタイトルから。
■本の内容
日本の子どもたちは太陽を描くときは赤色を用いることが多い。外国ではそうでない。この違いは日本人が日本国旗の日の丸に由来するものが大部分にあることを認めざるを得ない。このように自分たちにとって当たり前を世界の常識として受け止めることに疑問符を投げかける。
■読んだ感想
読書感想文という課題が出された時、読まれる「本」の大概は小説や随筆である。小説随筆が「本」であることは正しいが、「本」といえば小説随筆、これは正しくない。マンガや、雑誌、問題集や写真集といった物も立派な「本」である。しかしそれらが読まれることは極めて少ない。それは「当然」「当たり前」「常識」といった暗黙の了解があるからである。
人斬新な印象を与えるアイデアをひねり出す時、いかに「当然」「当たり前」「常識」といったものを打ち砕けるかが大事だと考える。
■ディスカッションの前に:井坂くんの人生観
他人の思考を取り入れることが苦手
自分は自分、他人は他人であり、互いに理解することはない
人の理屈は好きでなく、自分の理屈が好き、ただし、自分の理屈を他人に強要することはない
■ディスカッション
自分の理屈が通らなくなった時どうするのか。他人を理解し、他人に理解されなければならない時どうするのか。
■次回へ向けて
理屈が通らなくなった時、自分に何が出来るか考えてみる。
◆まとめた感想
今回で6人のゼミ生が春休みに読んだもの、考えたことが分かったわけですが、それぞれのきっかけや感想を聞いて、みんなが読んだ本を読みたいなというのが率直な感想です。今は、感想としてアウトプットした結果のみをディスカッションの材料にしているので、どの部分からそう考えたのか、この部分についてはどう考えるかなど、僕自身がみんなの読んだ本を読むことでもっと理解できるではないかと思いました。
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【豊村さん:レイクサイド/東野圭吾】
■本を選んだきっかけ
1回生の時に東野圭吾作品が読みたく、手ごろなページ数のため読み始めたが文章表現が気持ち悪く断念。
今回は結末を知るため再び読み始めた。
■あらすじ
ある湖畔の別荘で、名門私立中学受験に向けて勉強合宿中に殺人事件が起きた―
■読んだ感想
物語の舞台が受験に向けた勉強合宿のため当然子どもが登場す る。しかし、子どもの描写が全くなく、のっぺらぼうな子どもの印象を受けた。
子どもをかばうために必死なる親たちは、子どものためを装いながら実際は自分を守るために子どもをかばっている。 誰かのためは自分のためだ。
■ディスカッション
お笑いが大好きだけど、実はサスペンスも好き。人が死ぬことで話が大きく展開するのが楽しい。
でもスプラッター系の映像はダメ。怖い。
サスペンスにも種類があるんではないか(殺人トリックを楽しむ、心理描写を楽しむ・・・)
■次回へ向けて
サスペンスを分類してみる。
【目次くん:グラスホッパー/伊坂幸太郎】
■本を選んだきっかけ
twitter読書会(リンク)での課題図書だったため。
■あらすじ
妻を殺した男に復讐しようと、職を辞し、男の父親が経営する会社に契約社員として入った鈴木。ところが、自分の目の前でその男が車に轢かれる。「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業だった。
命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、押し屋に温かい家庭があることを知り、その居場所を上司に報告できなくなってしまう。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨は過去を清算するために、ナイフ使いの殺し屋・蝉は手柄を立てるために、押し屋を探していた。(wikipediaより)
■読んだ感想
語りの視点が章毎に分かれており、映像的に文章が構成されている。鈴木→鯨→蝉
死ぬとその人の章がなくなり、最後はひとりになる。
ジャック・クリスピンの名言が物語中で多数引用される。あたかもジャック・クリスピンが実在するように描かれているが、実は架空の人物である。
シーンによる現在形、過去形の使い分け
生きてる実感が見える可できないだろうか。
■ディスカッション
焦点となったのは「生きてる実感」。
生きている実感には一人で実感できるものと複数の人と触れ合うことで実感できるものがあう。
今、生きていることが何よりの生きている証拠。実感も何も今生きている。
■次回へ向けて
生きてるって実感できるものをリストアップしてみる。
【井坂くん:今日は明日の前の日/犬養道子】
■本を読んだきっかけ
理屈っぽいタイトルから。
■本の内容
日本の子どもたちは太陽を描くときは赤色を用いることが多い。外国ではそうでない。この違いは日本人が日本国旗の日の丸に由来するものが大部分にあることを認めざるを得ない。このように自分たちにとって当たり前を世界の常識として受け止めることに疑問符を投げかける。
■読んだ感想
読書感想文という課題が出された時、読まれる「本」の大概は小説や随筆である。小説随筆が「本」であることは正しいが、「本」といえば小説随筆、これは正しくない。マンガや、雑誌、問題集や写真集といった物も立派な「本」である。しかしそれらが読まれることは極めて少ない。それは「当然」「当たり前」「常識」といった暗黙の了解があるからである。
人斬新な印象を与えるアイデアをひねり出す時、いかに「当然」「当たり前」「常識」といったものを打ち砕けるかが大事だと考える。
■ディスカッションの前に:井坂くんの人生観
他人の思考を取り入れることが苦手
自分は自分、他人は他人であり、互いに理解することはない
人の理屈は好きでなく、自分の理屈が好き、ただし、自分の理屈を他人に強要することはない
■ディスカッション
自分の理屈が通らなくなった時どうするのか。他人を理解し、他人に理解されなければならない時どうするのか。
■次回へ向けて
理屈が通らなくなった時、自分に何が出来るか考えてみる。
◆まとめた感想
今回で6人のゼミ生が春休みに読んだもの、考えたことが分かったわけですが、それぞれのきっかけや感想を聞いて、みんなが読んだ本を読みたいなというのが率直な感想です。今は、感想としてアウトプットした結果のみをディスカッションの材料にしているので、どの部分からそう考えたのか、この部分についてはどう考えるかなど、僕自身がみんなの読んだ本を読むことでもっと理解できるではないかと思いました。
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