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【Arduino】ArduinoでDMX信号を出して照明を制御しちゃう【DMX】

今回はArduinoでDMX信号を制御します。
DMX信号は主に照明などを調節するために、舞台やインスタレーションで使用されています。

以下参考サイトが詳しいです。
Cultivation 03:
その他、DMXについての解説
DMX編|サウンドハウス
DMXケーブル編|サウンドハウス
DMX 512の基礎 « Jean-Marc Pelletier


用意するもの
1.Arduino
2.DMX用の電子基板を作る材料:ドライバーチップ(MAX-485 or SN 75176)やDMXコネクタ(オスメス)、抵抗など
3.DMXコネクタが挿せる照明 もしくは ディマーと熱電球

1.DMXShieldを作る
まずはArduino用に電子基盤を作ります。
Arduino Playground - DMXShield
ArduinoplaygroundDMX.png

上記サイトに回路図が載ってます。(シールド化したサンプルが研究室にあります)
DMX Outputsのpin1等はDMX出力のピン番号を表しています。
ピンというのはDMXコネクタのピンです(3ピンが主流)
Xlr-connectors.jpg

実写系で録音を経験した人ならわかると思いますが、マイク等のケーブルの先についてるコネクタです。
コネクタのオスメスを使います。(サウンドハウスで単体が売ってます

inputはArduinoのデジタルピンを指定します。
普通は3番ピンを使ってますが、研究室のサンプルは5番ピンを使ってます。

2.Arduinoにライブラリをいれる
DMXsimpleをライブラリに入れます。(ライブラリの入れ方
DMXsimple.png

ただし、上記サイトのライブラリはArduino1.0以降には対応していないので、
Arduino1.0以降は以下のライブラリをダンロードしてください。
http://nervousvision.com/download/DmxSimple_v3.1.zip

Arduino1.0以降のための変更箇所参考
Arduino1.0で、DmxSimpleライブラリのエラーをなくす | MATHRAX Lab

3.実際に制御しよう
DMXコネクタを照明や電球のついたディマーに差し込みます。
549972_534784809885932_1514951110_n.jpg
※写真のように電球をディマーに置かないこと

ライブラリにExampleがあるので、使っちゃいましょう。
File > Examples > DMXsimple > FadeUp

以下、研究室のサンプルシールド用プログラム

#include <DmxSimple.h>

void setup() {
/* The most common pin for DMX output is pin 3, which DmxSimple
** uses by default. If you need to change that, do it here. */
DmxSimple.usePin(5); // 回路のinputのピン番号を指定

/* DMX devices typically need to receive a complete set of channels
** even if you only need to adjust the first channel. You can
** easily change the number of channels sent here. If you don't
** do this, DmxSimple will set the maximum channel number to the
** highest channel you DmxSimple.write() to. */
DmxSimple.maxChannel(4); // チャンネルの数 (研究室のディマーは4chまで)
/*照明にはチャンネルがたくさんある場合があります
LED照明の場合1:Intensity 2:Red 3:Green 4:Blue 5:Orange 6:White 10:Strove
等のように、チャンネルを指定して値を設定出来ます。
*/
}

void loop() {
int brightness;
/* Simple loop to ramp up brightness */
for (brightness = 0; brightness <= 255; brightness++) {

/* Update DMX channel 1 to new brightness */
DmxSimple.write(1, brightness); // DmxSimple.write(チャンネル番号, 0~255の値);

/* Small delay to slow down the ramping */
delay(10);
}

}


これをArduinoにアップロードしてDMXを挿しましょう。
照明がゆっくり明るくなっていきます。

以上のプログラムをセンサー等と組み合わせると楽しくなるよ!


DMXのモニタリングや再生などするデバイス DoctorMX

文責:目次護
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tag: [DMX]

【Arduino】MP3 Player Shielad 基本編【Shield】

今回は「MP3 Player Shield」の基本的な使い方。
mp3Shield.jpg
Arduinoとスピーカーがあれば鳴るので、場所をあまり取りません。
またセンサー等と組み合わせることも当然出来ます。
ここでは基本編として、単純に音を流します。

SperkfunのLanding Pageを参考にしています。

いるもの
・MP3 Player Shield (Sperkfun)
(シールドが新品ならヘッダピンもしくはソケットピンも)
・Arduino UNO もしくは Duelimanove
・microSD (SDHCでも可、SDXCでもいけるらしい)
・MP3形式の音楽ファイル (192kbps推奨)
・ヘッドホンやスピーカー

1.ハンダ付けする

新品だとピンが付いてないので、ピンをつけます。
研究室にすでについてるものがあるので、あればそれを使ってください。
研究室のものは、ヘッダピンで付けられています。
金属部分の長いソケットピンでつけると、センサーとの組み合わせ、取り外しが楽になります。
ちなみにピンはワイヤーストリッパーの奥の刃できるとヌルリと切れます。
20111028065708.jpg
[ヘッダピンでつけた様子]

2.SDカードにMP3ファイルをいれる

入れたい音楽をMP3形式に変換します。ビットレートは192kbpsが推奨されています。
やり方は検索してください。研究室のMacには「Audacity」が入ってます。
またSperkfunの製品ページにサンプルファイルがあります。
ファイル名はtrack001.mp3にしてください。たくさん入れる時は数字を002,003,004...と増やしていってください。
あとはMP3ファイルをSDカードに移します。

3.Arduinoにライブラリをいれる

Arduinoのlibrariesフォルダに「SdFat」ライブラリを入れます。
ライブラリの入れ方は以前のページを参考にしてください。(ProcessingをArduinoに置き換えて読んでください)
こちらのDownloadsから下記のファイルをダウンロードします。(最新のものではないです)
sdfatlib20111205.zip Changes for Arduino 1.0
これを解凍したフォルダの中に「SdFat」フォルダがあるので、そのままArduinoの「libiraries」フォルダに移してください。
さてここでライブラリの中身を少し変更します。


「SdFat」フォルダにある「Sd2PinMap.h」の
uint8_t const SS_PIN = 10;

uint8_t const SS_PIN = 9;
に変更してください。

4.Arduinoにプログラムをアップロードする
最後です。先ほどのSDカードをシールドのスロットに、ヘッドホンもしくはスピーカーをジャックに差し込みましょう。
そして製品ページMP3 Player Example CodeをそのままコピペしてArduinoにアップロードしてください。
スピーカーから番号順に音が流れてくるはずです。
鳴らないときはシールドのリセットボタンを押すか、USBを挿しなおしてください。
またSerial Monitorでどういう挙動をしているか確認できます。

今回はここまで。応用編は余裕があればあげますが、サンプルコードを自力で読み解くと力になりますよ。

文責:目次護
tag: [MP3 Player Shield]
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