今回は「
MP3 Player Shield 」の基本的な使い方。
Arduinoとスピーカーがあれば鳴るので、場所をあまり取りません。
またセンサー等と組み合わせることも当然出来ます。
ここでは基本編として、単純に音を流します。
Sperkfunの
Landing Page を参考にしています。
いるもの
・MP3 Player Shield (Sperkfun)
(シールドが新品ならヘッダピンもしくはソケットピンも)
・Arduino UNO もしくは Duelimanove
・microSD (SDHCでも可、SDXCでもいけるらしい)
・MP3形式の音楽ファイル (192kbps推奨)
・ヘッドホンやスピーカー
1.ハンダ付けする新品だとピンが付いてないので、ピンをつけます。
研究室にすでについてるものがあるので、あればそれを使ってください。
研究室のものは、ヘッダピンで付けられています。
金属部分の長いソケットピン でつけると、センサーとの組み合わせ、取り外しが楽になります。
ちなみにピンはワイヤーストリッパーの奥の刃できるとヌルリと切れます。
[ヘッダピンでつけた様子]
2.SDカードにMP3ファイルをいれる入れたい音楽をMP3形式に変換します。ビットレートは192kbpsが推奨されています。
やり方は検索してください。研究室のMacには「Audacity」が入ってます。
またSperkfunの
製品ページ にサンプルファイルがあります。
ファイル名はtrack001.mp3にしてください。たくさん入れる時は数字を002,003,004...と増やしていってください。
あとはMP3ファイルをSDカードに移します。
3.ArduinoにライブラリをいれるArduinoのlibrariesフォルダに「
SdFat 」ライブラリを入れます。
ライブラリの入れ方は
以前のページ を参考にしてください。(ProcessingをArduinoに置き換えて読んでください)
こちら のDownloadsから下記のファイルをダウンロードします。(最新のものではないです)
sdfatlib20111205.zip Changes for Arduino 1.0
これを解凍したフォルダの中に「SdFat」フォルダがあるので、そのままArduinoの「libiraries」フォルダに移してください。
さてここでライブラリの中身を少し変更します。「SdFat」フォルダにある「Sd2PinMap.h」の
uint8_t const SS_PIN = 10;
を
uint8_t const SS_PIN = 9;
に変更してください。
4.Arduinoにプログラムをアップロードする 最後です。先ほどのSDカードをシールドのスロットに、ヘッドホンもしくはスピーカーをジャックに差し込みましょう。
そして
製品ページ の
MP3 Player Example Code をそのままコピペしてArduinoにアップロードしてください。
スピーカーから番号順に音が流れてくるはずです。
鳴らないときはシールドのリセットボタンを押すか、USBを挿しなおしてください。
またSerial Monitorでどういう挙動をしているか確認できます。
今回はここまで。応用編は余裕があればあげますが、サンプルコードを自力で読み解くと力になりますよ。
文責:目次護
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[MP3 Player Shield]