きました、卒展写真いいのがきましたよ。
ほいほいっ

7つの一歩。 ちなみに、この辺ではロケット発射時の通信音声
(three.. two.. one.. zero... みたいなの)を流しておりました。
延々と発射しておったですけども、音による雰囲気作りも力ありますよね。

照明を当てて、スクリーンに影が映し出されるというのはいいアイデア。
吊るされたもの達が引き立ちます。
さすが小原くん、本来の『KABE-KAGE』の演出を活かしてくれました。

会場内、とある場所に用意された双眼鏡。 のぞいて見てほしかったのは、この風景。

そして、このファンキーな球体。展示で吊っておったものなのですが、(ロケット除く)
ちょいと皆さま、過去に寄り道してみいひん?
あれは、まだセミもみんみん言うてた作品案出しの頃…
昼下がり、小原くんがプロトタイプを持ってやってきはった。それがな、…

シャドウボール言いはりますのん。レジメのスケッチですのん、これ。(©小原光洋)

ミーティングで持ってきてくれたとき。
見えにくいですが、左下の紙に人型に反射しておるのが見えますでしょうか。
(紙の上のまばらな光)
スケッチの内容とは少々異なりますが、光を影と捉えるような
これも、また面白いアイデアです。
おしゃれMacな小原くんが、こんなアナログで細かい作業をして見せてくれるなんて…
との感動もあり(個人的には)
その場も盛り上がったのですが、テーマとの兼ね合い等もあって結局作品には含まれませんでした…
吊るされてよかったね、シャドウボール。
という訳で、5月以来紹介できていなかった(!)卒研ミーティングについても
ちょいとふれてみたところで、ほんなら本題に戻らはる?
山田 祐子 『小さな世界 -ミニチュアと映像-』ミニチュアや食玩、ねじや貝殻など、小さくて精巧なものへの興味。
そのミニチュア好きが高じて、ミニチュア教室に通いながら企画・制作された作品です。
小さな窓の先に見える世界への没入感は、その世界とのインタラクションが加わることで高まります。展示空間も幻想的と評判でした。
(参考:好きなものプレゼン→
EIZO JUNCTION2010と12/3のゼミ)
寺田 有 『茶道プラス』お茶を立てたり、頂いたり、といった所作の中でセンサーが反応します。
さらに、それがポップな映像掛け軸に反映され、空間を盛り上げます。
敷居が高いと思われがちな茶道。『茶道プラス』なら、気軽に茶道を楽しめます。
井阪 圭介 『3D"POSE"PAINT』唯一、Kinectを使った作品。3D空間でのお絵かきが楽しめます。
あちこち動き回って、全身を使って描いていきます。
ポーズをとってクリアしていくミニゲーム『レッツポーズ』もおすすめです。
小原 光洋 『KABE-KAGE』鍵盤を押すと、ピアニカの影から別の影が現れ、動き出します。
現れる影は、ドレミの歌にちなんだものになっています。
写真は「レ」を押したとき。レモンの木が成長し、たわわに実り、そして落ちていきます。
椎橋 怜奈 『時感食堂』言わく「つかめそうでつかめない」時間。これをつかむべく、
時間(あるいはその感じ方)を様々なアプローチで「かたち」にした作品群。
たとえば、これ(下)は『時間どろぼう』という作品。(上の写真では中央スクリーン)

映像の動きは、時間の動きを感じさせます。
左: じゃあ、その動いてるところを手で隠してみましょう。
右: 静止画のようになった映像と… あなたの手には、ほら時間。
その他の作品
『あbeコべこ』『時感食堂』はこちら
池山 千咲 『ADrawing toilet』手前右にあるiPadにお絵かきすると、スクリーンに投影されます。
描いた内容は保存され、「今度来たとき」にまた見ることができます。
発想の起点となったのは、トイレによくある落書き。
いたずらを広告に利用しちゃおうというアイデア。
関 りん 『サワルラボ』意識して触ること、触ることを楽しむことを実践するための施設『サワルラボ』。
今回の展示では、触員(サワルラボ職員)によるカウンセリングを行いました。
また、色んな人に触員を体験していただきました。
写真上: 高垣 触員(ベテラン)


左上: 高垣 触員 右上: 勝呂 触員
左下: 安元 触員 右下: 石川 触員

自分のだからって写真いっぱい載せる悪党です私。
(みんなも載せたかったら載せて!)
という訳で、
あー、おもしろかった。 卒業や、
担当:関 りん
大きな写真:椎橋 怜奈(寄り道、触員のぞく)
tag:
[卒業制作展]
テーマ : ゼミ
ジャンル : 学校・教育